YouTubeなエントリ。最近知って気に入った動画をいくつか。とにかく色々整理のために。


US CellularのCM(60秒バージョン)。街中に投影される手影絵のウサギのラブストーリー(?)。街というスケールにまで拡大されつつも、手法の軽さからか、とても愛らしい広告。とても好き。


プジョーのコンセプトムービー。九龍城の“鳥かご”のようにビルに寄生して生活に一体化した自動車というコンセプト。発想や描かれる未来感に新しさはないけれど、まだ到達していない世界を描く意味はあるかなと思う。あんまり憧れない生活なのが残念だけれど、とはいえクルマはいい加減もうちょっと進化しても良いはず。


スウェーデンの「rymdreglage」という2人組ユニットによる、レゴブロックを用いたストップモーションムービー。レゴを使うことで“8 bit”感が音だけでなく映像でも分かりやすく伝わってくる。時折挟まれる2Dぽい映像も、レゴを積んだ側面を使って撮られているように見えて、もしそうだとしたら一体どれだけ地味で大変な作業をしたのかと圧倒される。けど、制作時間が1500時間てホントかなあ。


Kseniya Simonovaなる女性のサンドアニメーションのライブ映像。扱われているテーマが第二次大戦ということもあって重い映像ではあるけれど、砂上に描かれ、すぐさま上書きされ更新されていく生の絵画の移り変わりは圧巻。


打って変わってかなり脱力系なアニメーション。その声も音楽も表情も本当に脱力系で現代的だけれど、中でもなによりその動きと、そして展開の速さが現代的かな。


パントマイムやコンテンポラリーダンス、現代舞踊的な動きをアニメーション独自の表現に昇華させた映像、て感じかな。静かでシュールな映像の中でその動きが際立っている。


映像作家のハナブサ氏とパフォーマンスグループORIENTARHYTHM(のサカクラ氏)とのコラボレーションによるパフォーマンス映像。最近(多分)VJでもフラットな壁面の一部でなく全体を使ってそこに比較的ミニマルな映像を投影するものが増えてきている気がするし、また別軸では3Dプロジェクションの進化があって、そんな流れでこれを観ると、もうそろそろ動体に3Dプロジェクションていうパフォーマンスが出てくるかなーと夢想する。どこかでもう出てきてたりするんだろうか。