2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

April to May

街に出たくはないながらも無為に過ごすのも癪だった昨日、結局近場のレコード屋へ出かける。黄金週間的な祝祭感を感じずに済むそこは、もう少し高く買ってくれよ新宿のあそこではいくらで売ってるんだぜ、と持参したレコードの買い取り価格に食い下がるオヤ…

THE BRIGHTS

2月くらいからもう3ヶ月間マイブームが続いているTHE BRIGHTS。バンドの紹介文が“SMITHSとTHE JAMとHOUSEMARTINSの良いとこ取りした様なサウンドで耳の早いUKロック・ファンの間で話題となっていたイギリスはエセックスのモッド・ギターポップ・バンド”てい…

GWに観たい舞台を探してみたけれど全然なくて困る。今あまり街へ出る気にならないのはそこに只ならぬ比較の嵐が待ち受けているからで、それは街に溢れるフラットな人間群の微差に埋もれることへの浅はかな嫌悪も大きいけれど、それよりも結局はこのあいだま…

うん、一週間か。

先週の金曜日だったか、新宿から乗った山手線は予定の3倍程の時間をかけて目的駅に着く。確か1時間強だったはず。帰れば1時を過ぎていた。その前日、日帰りの出張で仙台へ行っていた。午後7時には東京駅に戻っているという比較的強行日程だったけれど、新幹…

open!architecture日本銀行本店とか、凡庸な欲求とともにとても見たい。平日だから無理だけどさ。 SOUR official sitesourの新譜が出てた。買わなきゃ。

部の飲み会。僕の会社の人が良くランチに行く店を、とある記念も兼ねて夜に行こうじゃないかってことに。07年の国際大会で2位になったというパエジャは相変わらず美味いが、2位という事実に納得するかといえば正直分からない。経験に依る比較対象の少なさ…

雨の匂い

逆巻く渦を滞らせる血がその密度を増して胴体に巣食い、貧血で頭がボーッとなる。自作の白昼夢に浸っている場合ではないので、ひとつ踏み台に何かを綴り、ちょうど3週間だろうか、飲み続けていた酒(ほとんどビール)を今日で止め、出来れば作業にかかろう…

Danbert Nobacon - Why are we still in Ireland?

ポール・ウェラーにとってのSMALL FACES「I CAN'T MAKE IT」のコンパクト盤*1のように、“死んでも売らない”と言わしめる盤が僕にもあるとすればそのうちの1枚がこれ。CHUMBAWAMBAのボーカル、Danbert Nobaconによる89年のシングル。ま、死んでも売らないとか…

どこまでも中途半端に何かを仄めかす言葉ばかり綴ってしまいそうになり気が滅入る。 オールトの雲を越えて なお孤独な加速は続く緑の小人が手を振る少し、気も紛れて 揺らぐ、 悲しみとは違う意志の力でつなぐ ほどく重さをなくして 放たれる ― text from TH…

今日買った本

ブックカバーを付けてもらったものの、邪魔ですぐ剥がした。クラッシュ (創元SF文庫)作者: J.G.バラード,柳下毅一郎出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2008/03/24メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 36回この商品を含むブログ (75件) を見る↑バラードのテ…

其の二

開く葉のその前、落ちた花のその後のちょっと寒々しく味わい深い桜の枝に覆われた空の下、花見という名の宴会が催された土曜日。頼ることも頼らないことも許される緩やかで心地よい人の繋がりを表すブルーシートの上でプラスチックカップに浮かぶ淡い黄色の…

其の一

どんなことですらも引き寄せて焦りに変換する何かが芽生え、それに呼応してどんなことをも俯瞰する極限の、とまでは言わないにしてもある強さを伴う冷静さに覆われた堅固な諦念を生む何かが生まれて、その両極間を振り子のように、しかし錘としてではなくそ…

Brightsのライヴ行きたい。 http://www.rimeout.com/brightslive.html#0615

硬直から逃れる術がない

ぎりぎり80年代たち

マイナーながらもMod Revivalの雄、LettersやらCirclesやらがアップされている。当然映像はなく音源だけだけれど、しかし相変わらず凄いなYouTube。Small Worldは当時のライヴ映像。80年代に届かなかったので今回は外したけれどPointed Sticks(再結成後ので…

明々後日土曜日、昼から代々木公園で飲んだくれる予定。楽しみ。葉桜、というかもう葉だけだろうけどそんなものは口実に過ぎないのだ。東一(ネロではなく、より安くて美味い方)と黒糖空豆を持参しようかと。

岡田利規が大江健三郎賞受賞だってね。凄いなあ。もう早速、安直だけれどもう一度読み返してみようって気になってきた。わたしたちに許された特別な時間の終わり作者: 岡田利規出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/02/24メディア: 単行本購入: 5人 クリック…

帰りに駅を出ると、裏返って壊れたビニール傘が3本、道路脇に転がっている。今朝家を出て2分とたたないうちに、僕の差していたビニ傘も強風に煽られ裏返ったと思った瞬間その骨組みは痙攣して折れ、さらにビニールの幕を手放したどうにも情けない存在になっ…

The Times - I Helped Patrick McGoohan Escape

Tot Taylorと並ぶポップ職人Ed Ball、てな位置づけで良いのかな。実はあんまり聴いてないからよく分からないのだけど、見つけたので載せてみようかと。ネオモッズでポップで安い音だなあなんて思ってしまう。 The Times - I Helped Patrick McGoohan Escape

今日はどうも体がだるくて、朝から突発的に咳き込むことが幾度か。カラカラと乾いた咳が出る。舞台を観ながらもそれを抑えるのが辛かった。ひとつフォトショの作業を終え、次に向かわなきゃ。久々に尾崎放哉でタイトル。 大江健三郎『同時代ゲーム』がなかな…

OM-2『作品No.5』@神楽坂die platze

行けた行けた、OM-2『作品No.5』。半端な雨の中赤城神社の脇を下りdie platzeへ。 会場は段状の客席以外にも壁に沿って椅子が並べられ外周を形作る。それらに囲まれた中央、またも*1巨大なポリ袋が内部に倒れる女を起点に直立している。やがてそのポリ袋ごと…

今日はやるべきことを棚に上げて家を出る。不忍通りにはたい焼きを頬張り歩く学生やら親子が散見されて、それだけで心地良い。新参と古参、どちらのたい焼き屋のモノなのかが気になりこそすれ、らしさを嫌味なく形作る要素ならば全て受け入れよう。不忍通り…

爆音映画祭上映作品が決まってた。グレングールドが気になる。そんなに爆音である必要あるのか分からないけれど、爆音で観れるなら観てみたいよね。一体どれくらいなんだ“爆音”って。 101 TOKYO現代アートフェア。明日から一般オープン。行きたい行けるかな。…

AMPG to 現美

art

1日、年度初めを敢えて無視するかのように代休を取る。というか、次の仕事に追われないためにはそれしかなかったんだ。向かうは清澄白河。ギャラリービルは行けなかったけれど、AMPGと現美へ。AMPGの展示はもう13回目を迎えていて、僕は今回と第4回の展示し…