John Legend『Live at SOB's』

John Legendのライブ盤。安かったので買ったけどジャケの雰囲気でまぁブートだろうなと思ってたら、インディーズ時代のライブ盤とのこと。ただ当時は本名のJohn Stephensで活動してたらしいから、メジャーに移ってからも名前だけ直してプレスし続けてるのかな、よく分からない*1。内容はcolumbiaからの1st『Get Lifted』に全く劣らない上に、もっと色んな音をやってる。例を挙げれば、ターンテーブルがちょくちょく使われてる、とか。でも『Get Lifted』のゴスペル的歌い込みを求めてる人にも十分に受け入れられると思う。「Alright」や「Lifted」*2もやってるし。
今秋にはニューアルバムも出るらしく、オフィシャルサイト(→John Legend)ではそこからシングルカットされる曲が聴けるけど、それがやけにフォーキー。ソロになってからのPaul Wellerぽいとか、声がTerry Callierくらいハスキーだとか思ったけど聴き比べるとやっぱり全然違うし、なんだろう、とにかくNew Classic Soul辺りとは全く異なるアプローチで過去への憧憬を感じさせるなぁ。

Live at Sob's New York City

Live at Sob's New York City

Get Lifted

Get Lifted

Once Again

Once Again

*1:このエントリ書いた後読み直してたら、「John Stephens」名義でリリースされたものが今「John Legend」名義で、且つ印刷のボケたジャケで手に入ってるってことがもうブートの証のような気がしてきた。でも結局よく分からないんだけど。

*2:『Get Lifted』の「Let's Get Lifted」