流れ弾の雨が降り注ごうとも

「正直しんどい」のバックミュージックでStevie Wonderばかり何曲も使われていてどうしてもちゃんと聴きたくなり何枚か引っ張り出す。「Summertime」「Ordinary Pain」「If you really love me」「A Place in the sun」「As」「Another Star」とかもう挙げたらきりがないけど、とにかく最高。
中上健次に目覚める。「十九歳の地図」。しっくりきてしまった。僕にとっての時期的なものもあるだろうけど、その時間軸の扱いと単語の羅列の妙が生む幽かなカオスというか目に見えない錯綜感のようなものが透明に僕の体を突っ切っていきここにはそのわずかな破片たちしか堆積しない、そんな感覚が心地よい。そして、カウントダウンが迫ってきているのでいい加減タイトル裏に画像を貼ってみる*1。安易にbraviaより。この画も含め凄く素敵な写真がたくさん手に入るので、もしまだ持ってない人はここからダウンロードすると良いよ。結構重い分、凄い大きな画像で嬉しくなる。今日のタイトルは「Drifter」より。


十九歳の地図 (河出文庫 102B)

十九歳の地図 (河出文庫 102B)

*1:貼ってみて思ったけど、やっぱりタイトル裏と写真て相性良くない。絵かせめてもう少し加工された写真じゃないと、その全体の異常に健康的な見えに気分悪くなる。なのでそのうち暇あったら手直ししよう。→そんな訳で手直し。braviaのスーパーボール(背景)×大竹伸朗(タイトル裏)