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Sony BRAVIA - The Advert - 06
braviaの新CM。いろんな反応があるだろうけど、どちらかといえば僕は否定派。この曲はないと思うし、色を音に乗せるにしてもこのリズムではないだろう。緩慢なクラシックとTVとの組み合わせがスノッブを感じさせてならない。でもbraviaが目指すのはもっと新しく抽象的な生活像なんじゃないか。前作ではサンフランシスコの街に上手く色を持ち込んだ結果の異質さ(=非日常)が成功してたけど、今度のでは、それを音楽が日常へと引き戻してしまっているように見える。ランダムに跳ねるボールが美しかったように、破裂する色をもっと手を抜いて、自然な荒々しさを見せられたら上手くいったんじゃないか。より暴力的に、フォーマット(=リズム)になんて乗せないで表現できてこその「colour/like no other」なんじゃないか。そして、色の雨が降るラストはだから唯一印象的に映るんだろう。