全景

大竹伸朗「全景」展@東京都現代美術館。その感想を書こうにも、パズルパンクスライヴのチケットが取れなかった鈍いショックで盛り下がりっぱなしでちょっと…ていう気分。普通のライヴと同じように“発売日に買う”くらいの気概であるべきだったらしいことにこうしてしくじった後気づいたわけだけれど、じゃあ以前はどうだったのかと考えてみると“(マイナーな)舞台を観る”かのように捉えてたんだろうと思うそんな気づきもちょっと情けない。そんなわけで、同じくなんとなく放置してた『DJ景』を急いで申し込んではみたけれど、どうだろう、取れると良いのだけど。

で『全景』はといえば、時間とモノと作品が重層した様のその迫力がとても楽しい。観る時間はいくらあっても良いんじゃないか(とはいえ今日は2時間強で出てしまったけど)。スケール感やら本と作品との連続性やらごみと作家性やら境界やら気になったところはいっぱいあるけれど、それよりもただ「格好良い(口語:かっけー)」とばかり思っていた。この企画展への積み重ねた期待もありまだ語るのは難しいから、そのうちちゃんとレビュー出来ればと思う。最後に『全景』展のカタログを予約しその代金と送料を払って、帰宅。カタログはたしか11月下旬発売予定らしく、その重さが約6kgもあるのだとか。
写真は現代美術館に取り付けられた「宇和島駅」。あまり目立っていなかった。水戸芸術館の方が似合ってたな。