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結局イデミスギノはやめて(そんな時間ねーよって話だったやっぱり)、資生堂プラザのガトー・カドゥに。“贈る”意図も明解で、無難にインパクトあって良いんじゃないかってことだ。その内部は3層だったか、最下層の食感は結構好きだった、美味い。それももう10日も前の話。
今日仕事が一つ、山を越えた。とはいえ早速次が待っている。先輩の手による完成されたフォーマットを埋めた言葉達がその一つ一つを見れば恥ずかしいほどに上滑りしかねない単語の羅列にすぎないものが、全体を振り返ればそこにはっきりと喚起されるイメージがあるという事実にただ驚嘆し、彼の“生産性”という言葉をようやく理解したように思う。そこに僕は、あくまでも来週から取り組むのだ。
明日はチェルフィッチュを観る。3月は観たい舞台が溢れるほどにあったのだけど、現状チェルフィッチュと康本雅子しか予定を入れられていない。もうピナは諦めたけれど、せめて山田うんは観たいんだ。仕事次第だから直前まで観れるか分からないけれど、かなり厳しいだろうな。
先週のOM-2は“やむをえない事情”により全公演キャンセルになっていて、僕はd-倉庫まで行ってしまいその場でスタッフの人達に聞かされたのだけど彼等がホントに申し訳なさそうにしていて逆に僕がより申し訳ない気分になる。チケット代の返金を受けたうえでさらに次回公演の招待券を送ってもらえるということだったけど、そんなことして彼らは大丈夫なのか。ああいった劇団が商業的に成功しているとは思えないから、招待券など送らずただ次回公演が実現すればそれだけで良い。しっかりと住所を記入してはきたけれど。。。けど本当に残念だった。去年観た『ハムレット・マシーン』はそれこそ、本当に素晴らしかったんだ。
落胆しつつ踵を返し歩くその帰途、久々に古書ほうろうを物色。マイケル・ナイマン『実験音楽−ケージとその後』と唐十郎『盲導犬』を購入。『盲導犬』は合田佐和子によるその表紙が素晴らしくて、ただそれだけのために買ってしまった。
本日の帰途では、眠気をこらえながらほとんど上がった雨空の下持ち出してしまった傘を苦々しく感じつつ、HMVでthe brights『Chandelier Souls EP』とキリンジ『朝焼けは雨のきざし』を買ったのだ。
- 作者: マイケルナイマン,Michael Nyman,椎名亮輔
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