エミ・マイヤー@SHANGRI-LA(梅田)

そういえば行ったことももう忘れそうになっていたけど、先月5月26日にエミマイヤーのライヴを観たんだった。招待券を手に入れた上司に是非と連れて行ってもらったもの。
エミマイヤーはちょっとだけYouTubeで聴いたことがあるくらいでちゃんと聴くのは初めて。SHANGRI-LAっていう箱を見てみたいのととりあえず生ライヴ(ならなんでも)観たいっていうような軽い気持ちで行ったのに、その気持ちが申し訳なくなるくらいに良かった。(つまらなかったら途中で出ようと思ってたなんて宣う上司もちゃんと最後までいたし)
3月に発売された2nd Albumのツアーということでそこに収録された曲がメイン。1stは恐らくJAZZシンガーとしての1枚だったろうけど、2ndでは全曲日本語詞になり、かつ日本語で歌うJAZZとはまた異なる雰囲気を音にも声にも漂わせていて、その辺りが特に良かった。ただ綺麗に歌うだけのJAZZシンガーなんて僕はまだ興味ないから。

エミマイヤーはshing02なんかともバックバンドで参加するような関わりがあって(『歪曲』にも参加してる。)、2nd Albumでは全てエミマイヤーとshing02で曲を書いてるとのこと。その関係でライヴ中盤にshing02がゲストで参加し、数曲披露。スピードとのせめぎ合いで現れる拙い語感に宿る懐かしさと格好良さが心地良い。その後shing02はギターとして参加。
バックには他に服部将典なんかも参加していた。服部将典は去年〜今年、PoPoyansのライヴで何回か観ていて何となく親近感が湧く。会場にはエミマイヤーの両祖父母も来ていて、それも含めて暖かいライヴだった。
アルバム買わなきゃ。

パスポート

パスポート

そういえば08年のHARAJUKU PERFORMANCE+でのshing02のパフォーマンス時のピアノもエミマイヤーだったのだろうか。今ちょっと調べても分からなかったのだけど、あの時の「400」はとても良くて、CD音源よりもあの時の方が良かったと思えるのはあの時のピアノの存在感だなとずっと思っていたのだけど、どうなんだろうか。
ともあれ、エミマイヤーとshing02の絡みは生で追いかけたい。無理だけどー