Oscar Peterson

前回書いたように最近は非英語圏の音楽にはまっている一方で、局所的にはOscar Petersonにも嵌っている。僕が(今のところ)最も好きなJAZZピアニストとしてEugen Ciceroを挙げるとすれば、Oscar Petersonはそのキケロと同様の軽さ(軽妙さ)を備えているという点で以前から好きだったというのがあって。特にこの一ヶ月で、編集盤等ではないアルバムを6枚分ほど立て続けに入手しては、飽きること無く聴き続けている。
特に聴き比べるという点では「Fly Me To The Moon」なんかは面白い。『The Oscar Peterson Trio Plays』と『Tristeza』との2枚それぞれに収録されている同曲は、軽やかさと適度な湿度を使い分けるようでどちらも良い。そのままさらにその他の盤へと手を伸ばしたくなる入口になるんじゃないかと。その他の盤ではビッグバンド的なより派手な音もあったりする。


オスカー・ピーターソン・トリオ・プレイズ

オスカー・ピーターソン・トリオ・プレイズ

Tristeza on Piano (Reis)

Tristeza on Piano (Reis)