ジョセフ・ナジ『遊*ASOBU』@世田谷パブリックシアター黒田育世だったか斉藤美音子だったのか、とにかく日本人女性のソロがとても良い。西洋の身体には無い迫力を見せ付けていた。もちろん逆に西洋側(?)は西洋側でそれなりの動きを見せる。ぼーっっと観ていたのだけど、西洋と日本の身体の決定的だろう違いを一つ発見できた気がする。それは加速度の問題。でもそうやって単体で取り上げてみせるより日本対西洋が成り立たないカオスな構成に目を向けるべきだろうし、そうしないと木偶人形の意味も分からないのだろう。
嗚呼でもそんなことよりも、大駱駝艦から参加していた捩子ぴじんの眼を見たときに、その眼の力のようなものに凄く似たものを持っていた人が思い出されてしまって泣きそうになる。高3の後半、勉強しすぎでなんだか痩せてっていて、同時にどんどん眼力が強くなっていってたよな、、とか思い出して。なんて書いてからそれが実際はどうだったのかとか全く確信持てない自分に落胆しながら。若しくはあの頃の(薄らいだ)記憶から勝手に構成された僕の中での、一昨日までの(今の)彼のイメージなのか。
もうなんでもいいか。