社会は理不尽なものだという前提すらまだ受け入れられない僕の潔癖な思考回路は困ったもので、受け入れないだけならまだしも自身へのエクスキューズとして即取り込んでたりするのはホント困ったものだ。エントロピーは増大する一方(?)。
昨日は赤坂のとある鶏屋に行っていて鳥刺とか鍋とかいろいろ食べたけれども、中でも比内地鶏のもも串焼き(多分)は美味かった。しかしその店でも次の店でも飲みすぎ、今日一日胃が重い。昼にインドカレーを食らったのも明らかな失敗で、夜知人宅でご飯をご馳走になった後ビールを買って帰ってきたのだが、もはやキリキリと痛むようになった胃と戦うようにしてそれを流し込んでいる。
知人宅に集まった一人に中谷宇吉郎『雪』を貰う。中谷宇吉郎は、霧の彫刻家中谷芙二子の父。まあそんなこととは関係なく面白そうな本で、ありがたい。別の知人は“野ばら社”から出ていた『手紙辞典』なる本を貰っていて、これが喩え様もなく興味深い代物で垂涎。どうも古書店を巡らないと手に入らなそうだから、頭の片隅のWant Listにストック。

雪 (岩波文庫)

雪 (岩波文庫)

手紙辞典 (1951年)

手紙辞典 (1951年)