fairytale of new york

メリークリスマス。

英クリスマスソングと言えば「fairytale of new york」byThe Pogues & Kirsty MacColl。そのVocal:Shaneは、ファンからの愛され様がとにかく凄い。もっとずっと彼を愛してるだろう人は周りに何人もいるけれど、とはいえ僕も一応その一人。酒に溺れ転落しながらも周りの助けで掬い上げられるようなその人生は、まるで「fairytale of new york」の歌詞そのもの。

  • 87年。「fairytale of new york」のPVをまず。前奏が切れてるけれど歌詞がついてるのでこれを。

  • 88年。St.Patrick's Day でのライヴ。シェーンはまだ元気。

  • 90年のライヴ。このころからシェーンが駄目になってくるのが分かる。そして観客が撮った映像だから映像も音も酷いけれど、なんだか貴重に思えて仕方ない。

  • 91年。マルコム・マクラーレンの映画『The Ghosts Of Oxford Street』の中の1シーンだろう多分。落ちぶれつつあるシェーンがぎりぎりでまだ“らしさ”を醸す風貌で映るのが格好良くもあり物悲しくもある。音は87年と同じだろうか。

  • 92年。TV収録でのライヴ。声が出なくなりつつあり、もう終始座りっぱなし。なんだかKirstyが頑張ってフォローしてるように見えてしまう。頭のとこに余計な映像が入ってます。

  • 94年のライヴ。POGUESを脱退し(させられ)、このころは〜&POPESとして。シェーンもう全然歌えてない。

  • 00年にKirsty MacCollが死去した後、04年のブリクストンでのライヴ。これ以降のライヴ映像は、観客の愛に溢れすぎてどれもシンガロングの海。

  • 06年、サンフランシスコFillmore Westでのライヴ。観客の撮った映像は画質などよりただその臨場感を。

  • 今年07年、ベルファストでのライヴ。また観客による映像だけれど、ここにいるファンたちはこの時どれだけの幸せの只中にいることか。眺めているだけで伝わりすぎる。歓声もシンガロングももう美しい。


他に、何年か分からないけれど最近のものだろう映像が以下2つ。TV収録等と思われる比較的しっかりした音と映像がここでは観ることができる。2つ目の映像ではなんとシェーンとその母の共演が見られる。涙。


もう一度、メリークリスマス。