水曜日、週の真ん中、所謂weekdayとはいえ、それも日本のこの季節のこの時期、盆ゆえか電車も程よく空いて仕事も適度。客先での打ち合わせ後空いた時間をどうするかと、何の考えもなしに渋谷へ。ついこないだの日曜の映画観たい衝動はもう潰えていて、ただBook1stやユニオンをフラフラ。そこでふと思い出してSHIBUYA PUBLISHING BOOKSELLERSへ。ちょっとだけ、遠いんだよあそこは。ただ東恩納裕一の本(GAS BOOKSより)が平積みされてるとか、それだけでそそられるし、そもそも蔵書のカテゴライズの妙が平凡かつ素晴らしすぎるから、多分何度行っても飽きないんだろう。で当然のように東恩納裕一の作品集を買い、00'sの棚からふと手に取って“嗚呼・・・”とはまってしまった山本博道の『ダチュラの花咲く頃』を買って帰宅。これは詩集なのか?体裁は既に文章で、しかしその単純ともいえる記述性に触れると、繊細なアンティークの写真を眺めるようなイメージに襲われる。嗅覚とも視覚ともつかない、もしくはその両者を横断し続けるような感覚が、心地よい、のかな。
で、今日は青山のタヒチでご飯。チェンマイソーセージ美味かった。トムヤムクン(的なスープ)も、まいたけのソテーも。

ダチュラの花咲く頃

ダチュラの花咲く頃