京都まとめ
9日〜13日まで京都(と1日だけ大阪)をふらふらして、いくつかレビューしたいとこがあったけれど、とりあえず廻ったとこの記録だけ。場所と、そこでの展示や買ったものとかその他を。
- アート系
- ギャラリーマロニエ
黒宮亮介『いきとしいけるもの』展と高見晴恵『Water colour』展 - 立体ギャラリー射手座
守崎樹里『ほしの呼吸』展 - 万博記念公園
太陽の塔!岡本太郎大好きで、ようやく見れた。っていう感慨とともに。 - 国立民族学博物館(みんぱく)
『アジアとヨーロッパの肖像』展 - 国立国際美術館
時間なかったのでモディリアーニ展は観ずに、塩田千春『精神の呼吸』展だけ。赤い糸、黒い糸、巨大なドレス・・・、その表現の誇大さにちょっとだけ首傾げつつも、良かった。 - AD&A GALLERY
アーティスト6人がリレー形式で順番に展示に手を加えていく『RELAY』展。梅田哲也は結構好き。 - Port Gallery T
小原直『鐘の音 花の色』展 - Third Gallery Aya
鈴木崇『ARCA』展 - O Gallery eyes
中岡真珠美展 - GALLERY HAKU
圓城寺繁誉展と、HAKU3にてグループ展『無作為の作為』展 - shin-bi
『第86回ニューヨークADC展』 - 同時代ギャラリー
『G8 2008をめぐる映像+音、あるいは集団的創造のプロセス』展 - VOICE GALLERY pfs/w
pfsでのグループ展『名古屋美熱part.1』の若手3人(藤本翠・宮崎浩太・矢田絵莉)がどれも凄く良くてドキドキした。対して、w側での藤田匠平展はなんということもなく。 - トランスポップギャラリー
安斎肇プロデュースの『工作展』も面白かったけど、それよりここのショップで買ったStefan J.H. van Dintherによる『CHRZ』というコミック(といってもイラストブックとして楽しめる印象)が、また家宝。 - ギャラリー16
池辺政人展 - 京都芸術センター
高木正勝とsoftpad『dual points』展。dracomの公演も13日にやっていたけれど、こちらは東京公演もあるのでそっちで見る予定(日程的にまだ分からないけれど)。
- ギャラリーマロニエ
- ライフ&リビング(?)系
- ARTCUBE SHOP pievo
小さなアート/工芸ショップ。手ぬぐいノートを購入。どこ行ったかとかメモしてた。 - graf salon
国際美術館向かいにあるgraf salon。1Fに「BOOK WORK PLAYS(ブックワークプレイス)」がオープンしてて、そこでMartino Gamperによる『100 Chairs in 100 Days and its 100 Ways』という本を買う。柔らかすぎる頭で組み上げられたフザけた椅子満載。これ家宝。 - TRUCK FURNITURE
買えないけど目の保養。AREA 2でお土産購入。 - JET SET
JET SET ONDEで可も不可もない盤を2枚。レコードディグはストレス解消にもなる、どうやら。 - DISC J.J.
疲れたおっさんだらけの地下街で、当たりを狙ったけど何もなく。 - パララックスレコード
現代・音響・前衛系のCDをメインに扱う小さなレコ屋。ツジコノリコの欲しい盤は見つからず。 - 京都デザインハウス
京都らしい現代工芸を期待していったけど、どうにも締まりがないというか、見た目の華やかさに偏った商品セレクトな印象で、イラッとした。 - COCON KARASUMA
隈研吾リノベ。唐長やACTUS、lisnやshin-biが入ってる。 - モーネ工房
神楽坂のギャラリービルのように、工場の上階に間借りするギャラリー&ショップ。場所も素敵だし、小さいけれどショップで扱っているグッズも良かった。 - 恵文社一乗寺店
京都行ったら行かなきゃと思ってたとこ。主婦の友社から今月発売された『マスキングテープの本』に関連する小さな特集をやっていて、ちょっと変わったマスキングテープと紙テープ3種を購入。買ったは良いけれど使い道が分からないので、『マスキングテープの本』を買って考えます。 - アンジェ
インテリア周辺のセレクトショップ。広すぎない3層の店舗で、こういうサイズの店は東京にはあまりないと思うけど、京都のまちの規模故かな。
- ARTCUBE SHOP pievo
- フード系
- PATISSERIE KANAE
マカロン。抹茶は無難に美味しいけれど、全体的には推すとこないなあ、って印象。 - スマート珈琲店
古き良き喫茶店。地元のシニアやら、色んな客で賑わってた。 - 村上開新堂
東京にあるそれではなく、京都の村上開新堂。東京のも食べたことないし、京都のも行ったは良いが買ってないからコメントのしようもなく。。。いちお、記録として。 - イノダコーヒー
知人の言葉を借りれば、“なんだか美味しい”ナポリタンを食べる。ホントになんだか美味しい。本店の、町家の構成を継承したような洋館風のつくりが気になったけど、実際のとこはどうなのか。 - カフェ・アンデパンダン
同時代ギャラリーが入ってるビルの地下。天井が高く、内装やテーブルの配置に余裕があって心地良い。 - ソワレ
青い照明の、古き良きなんだかなんなんだかっていう喫茶店。ここもシニアがしっかりいて、京都はどこも客層の幅が広くてそれが僕には心地良かった。 - efish
西堀晋の内装による鴨川沿いのカフェ。 - 進々堂
黒田辰秋のテーブル&ベンチがあるカフェ(喫茶店)。トランスポップギャラリーで買った本をここでちゃんと見返して、しみじみした。建築マップにも載ってたりする店。 - 緑寿庵 清水
日本でただ一つの金平糖専門店との謳い文句で、小さな店内は京都土産にとの観光客で大変なことになってたけど、僕もしっかりお土産購入。 - Social Design Cafe soboro
京都文化博物館別館ホール前のウッドデッキに屋台っぽく店を出すホットドッグ屋。左手に小ぶりのホットドッグ、右手にハートランド。美味かった。
- PATISSERIE KANAE
- 古建築系・・・ていっても3つだけ。
とまあこんなとこ。恥と照れで省いたとこもいくつかあるけれど、大方こんなところかと。行けなかったとこで悔やまれるのは例えば以下のようなとこ(そもそも行けないだろうと諦めてたとこ以外で)。
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- 詩仙堂
- 三十三間堂
あそこ大好きなので行きたかったけど時間なくて行けず。 - 京都極楽堂書店
graf内装の極楽らしい(?)華美(恥美?)な本屋。2階は蜷川実花写真館。 - flowing KARASUMA
辰野金吾設計の旧北國銀行のリノベーションによるレストランで、こちらもgraf内装。 - Sfera Building
これは西堀晋関連。 - 何必館
- 海岸通ギャラリーCASO
- 駒井家住宅
高見晴惠×駒井家住宅「Beginnings(はじまり)〜」展がちょうど開催されていたから観たかったけれど、行けず。 - ラヴァチュール
タルトタタンていうアップルパイ的なケーキが美味いとのことで足を運んではみたものの、売り切れで断念。 - Label Creators
大阪にある“日本のものづくり×デザイン発信”のためのショップ&カフェ。存在忘れてて、行かなかったのがかなりショック。 - AERO CONCEPT
金属×職人×プロダクト。これもすっかり忘れてた。行っても買わなかっただろうとはいえ、見ておきたかったなと。
さてと、これまとめるだけで凄い時間かかった。。。
ところで今回京都(と大阪)行って思ったのは、やっぱり独力での事前の情報収集には限界があるなってこと。例えばここでまとめたようなギャラリーやらショップやらを手当たり次第にならない適度な志向性のフィルターとともにまとめて紹介してるサイトは(恐らく)ほとんどないから、どこ行くか探し出すだけでも結構疲れた。面白いとこはもちろんまだまだあるだろうし。京都や大阪は規模の割りに東京ほどのアーカイブ化は進んでない印象で、そこんとこどうにかならないかな。特にギャラリーに関してはそれぞれのクオリティにかなりムラがあるから*1、関西アートビートにどうにか頑張って欲しいなと。
*1:上から目線な表現でちょっと嫌だけど、でもギャラリーや展示は全部観れば良いってものでもないから事前に多少なりとも評価が分かるシステムは貴重だよなやっぱり、と今回実感したので。