京都まとめ

太陽の塔

9日〜13日まで京都(と1日だけ大阪)をふらふらして、いくつかレビューしたいとこがあったけれど、とりあえず廻ったとこの記録だけ。場所と、そこでの展示や買ったものとかその他を。

  • ライフ&リビング(?)系
    • ARTCUBE SHOP pievo
      小さなアート/工芸ショップ。手ぬぐいノートを購入。どこ行ったかとかメモしてた。
    • graf salon
      国際美術館向かいにあるgraf salon。1Fに「BOOK WORK PLAYS(ブックワークプレイス)」がオープンしてて、そこでMartino Gamperによる『100 Chairs in 100 Days and its 100 Ways』という本を買う。柔らかすぎる頭で組み上げられたフザけた椅子満載。これ家宝。
    • TRUCK FURNITURE
      買えないけど目の保養。AREA 2でお土産購入。
    • JET SET
      JET SET ONDEで可も不可もない盤を2枚。レコードディグはストレス解消にもなる、どうやら。
    • DISC J.J.
      疲れたおっさんだらけの地下街で、当たりを狙ったけど何もなく。
    • パララックスレコード
      現代・音響・前衛系のCDをメインに扱う小さなレコ屋。ツジコノリコの欲しい盤は見つからず。
    • 京都デザインハウス
      京都らしい現代工芸を期待していったけど、どうにも締まりがないというか、見た目の華やかさに偏った商品セレクトな印象で、イラッとした。
    • COCON KARASUMA
      隈研吾リノベ。唐長やACTUS、lisnやshin-biが入ってる。
    • モーネ工房
      神楽坂のギャラリービルのように、工場の上階に間借りするギャラリー&ショップ。場所も素敵だし、小さいけれどショップで扱っているグッズも良かった。
    • 恵文社一乗寺店
      京都行ったら行かなきゃと思ってたとこ。主婦の友社から今月発売された『マスキングテープの本』に関連する小さな特集をやっていて、ちょっと変わったマスキングテープと紙テープ3種を購入。買ったは良いけれど使い道が分からないので、『マスキングテープの本』を買って考えます。
    • アンジェ
      インテリア周辺のセレクトショップ。広すぎない3層の店舗で、こういうサイズの店は東京にはあまりないと思うけど、京都のまちの規模故かな。
  • フード系
    • PATISSERIE KANAE
      カロン。抹茶は無難に美味しいけれど、全体的には推すとこないなあ、って印象。
    • スマート珈琲店
      古き良き喫茶店。地元のシニアやら、色んな客で賑わってた。
    • 村上開新堂
      東京にあるそれではなく、京都の村上開新堂。東京のも食べたことないし、京都のも行ったは良いが買ってないからコメントのしようもなく。。。いちお、記録として。
    • イノダコーヒー
      知人の言葉を借りれば、“なんだか美味しい”ナポリタンを食べる。ホントになんだか美味しい。本店の、町家の構成を継承したような洋館風のつくりが気になったけど、実際のとこはどうなのか。
    • カフェ・アンデパンダン
      同時代ギャラリーが入ってるビルの地下。天井が高く、内装やテーブルの配置に余裕があって心地良い。
    • ソワレ
      青い照明の、古き良きなんだかなんなんだかっていう喫茶店。ここもシニアがしっかりいて、京都はどこも客層の幅が広くてそれが僕には心地良かった。
    • efish
      西堀晋の内装による鴨川沿いのカフェ。
    • 進々堂
      黒田辰秋のテーブル&ベンチがあるカフェ(喫茶店)。トランスポップギャラリーで買った本をここでちゃんと見返して、しみじみした。建築マップにも載ってたりする店。
    • 緑寿庵 清水
      日本でただ一つの金平糖専門店との謳い文句で、小さな店内は京都土産にとの観光客で大変なことになってたけど、僕もしっかりお土産購入。
    • Social Design Cafe soboro
      京都文化博物館別館ホール前のウッドデッキに屋台っぽく店を出すホットドッグ屋。左手に小ぶりのホットドッグ、右手にハートランド。美味かった。
  • 古建築系・・・ていっても3つだけ。
    • 竜安寺
      初めてではないけどやっぱり行っておきたかったとこ。観光客の多さにはびっくりした。もちろん、自分も観光客以外の何者でもないんだけど。
    • 東福寺
      平日の正午に向かったのもあって、こちらは人も少なく気持ちよい。なにより国宝の三門が凄く格好良い。GX200の電池切れてて写真1枚も撮れなかったのが悔やまれる。
    • 大報恩寺
      観光客はあまり行かないだろう大報恩寺。本堂が国宝。初見だと思っていったら、どうやらこれ数年前に1度見ていることに気付いてがっかりした。まあ覚えてなかったのだからそれはそれで意味があったのだけど、他に見たいとこはいくらでもあったから。

とまあこんなとこ。恥と照れで省いたとこもいくつかあるけれど、大方こんなところかと。行けなかったとこで悔やまれるのは例えば以下のようなとこ(そもそも行けないだろうと諦めてたとこ以外で)。

さてと、これまとめるだけで凄い時間かかった。。。
ところで今回京都(と大阪)行って思ったのは、やっぱり独力での事前の情報収集には限界があるなってこと。例えばここでまとめたようなギャラリーやらショップやらを手当たり次第にならない適度な志向性のフィルターとともにまとめて紹介してるサイトは(恐らく)ほとんどないから、どこ行くか探し出すだけでも結構疲れた。面白いとこはもちろんまだまだあるだろうし。京都や大阪は規模の割りに東京ほどのアーカイブ化は進んでない印象で、そこんとこどうにかならないかな。特にギャラリーに関してはそれぞれのクオリティにかなりムラがあるから*1、関西アートビートにどうにか頑張って欲しいなと。

*1:上から目線な表現でちょっと嫌だけど、でもギャラリーや展示は全部観れば良いってものでもないから事前に多少なりとも評価が分かるシステムは貴重だよなやっぱり、と今回実感したので。