ギネス

ちょうど1年ほど前に友人に貰ったグラスでギネスドラフトを飲む。ドラフト缶のギネスはどれだけ勢いよく注いでも泡が溢れることなく、注ぎを止めたその高さに向けて泡がぎゅっと集まってくる。その集まり方は、泡が浮いてくるというよりもその泡に押し退けられて現れた黒い液の層が今度は泡を押し退けるようにして下降していく、しばしの、まるで雪崩のような景色を経て気付けば上方には泡の厚い層が現れていたっていう、そんな感じ。
この雪崩の景色が僕は結構好き。