La Machine

先週、動き出してしまった始発にも乗れず帰宅して寝坊しては客先に遅刻しかけたりと慌ただしかった日々。そうして金曜、早めに仕事を終えるはずが急遽制作会社で打ち合わせ。迫る予定を忘れようと努めながら、こちらとあちらの担当の噛み合わない意思疎通をどう繋ぐかばかりを意識していて、その難しさに疲れ果てる。ようやく伝えるべきことは全て伝えたと思える頃には、スタッフ皆泣きそうな表情。制作会社を出て駅まで歩く道も今後の進行について話していて、その足取りはまるで牛歩だった。
その後、兄の妻の妹がサポートとして出演するライヴを観に渋谷へ。「東京うたの日」@渋谷BYG。出演は2組で、PoPoyansとKUMAMI。兄の妻の妹がサポートするのはKUMAMIでそれは観れたけれど、直前の打ち合わせが長引いたためにPoPoyansは観れなかった。PoPoyans、大好きだから観たかったのだけどな。ラストのアンコールでの2組のセッションでちょっとだけ歌声を聴き、やっぱり良いなあとしみじみした。前知識なしにPoPoyansを観た姉はその良さにどうやら感動していたらしい。ライヴ後、タワレコ等では売っていない『おやすみ前のあなたに』を買っているところでPoPoyansの背の高い方(?)、チェルさんに遭遇。ちょっとだけ話して、行って良かったと思えたけど、やっぱりライヴも観たい。
KUMAMIは、なんていうかピュアすぎる印象だった。声に情がこもりすぎていて、ちょっと排他的。もう少しフラットに歌ってくれたら例えばベンフォールズや清竜人のようにナチュラルに聴けると思うのだけど。その中で、義姉の妹のベースプレイはとても格好良かった。
土曜日は強引に誘った友人と横浜開港150周年記念Y150へ。ラ・マシンが目当てだったのもあったとはいえやはりラ・マシンが圧倒的に良かった。というか他はほとんど観てないんだけどね、しかし良かった。ケーブルが露出し、木で粗く削りだされたボディの存在感は何に喩えれば良いのだろう。ジブリの、例えばナウシカラピュタでのマシンの在り様に確かに近いのかもしれない。グッズ等何一つ売っていなかったのを残念がりながら、その後は大さん橋でビール飲んでダラダラしてた。そして夜に差し掛かる横浜はちょっと風が強くて寒い。