SPK『Information Overload Unit』

リオン・ウェアを観たよっていう後にこれを載せるのもどうかと思うけれど、最近買った一枚。オーストラリアのインダストリアル・ノイズのユニットSPKの81年作1st。精神病院の看護人とそこの患者の2人によるユニットというところが、音楽性とは異なる興味を引き起こす作品でもある。音はといえば、浅くも深くも終始機械的な音に埋め尽くされたノイズ。良い悪いというより好き嫌いでしか語りようがない中で、例えば高揚感(←ちょうど僕にとっての今日のような。)を沈める際や、または極度の不和を感じることで逆に精神を平静に押し戻したいときなんかに良い一枚。
や、まあ、ホントにノイズ好きな人なら普通に「へぇ」程度で聴けるアルバムなんだけど。

Information Overload Unit

Information Overload Unit