邦楽

上記同様、ブログから遠ざかっていたここ最近に買っていたCDをまとめてみる。とりあえず邦楽についてだけ。ちょっと多いのであいうえお順で。

  • Ametsub 『The Nothings of The North』
    テクノ、ということらしい。テクノに疎い僕にとっては聴いていてもテクノという感覚はないのだけれど。ポツポツと続くリズムに流れる穏やかな、旋律とも取れない旋律が心地よい一枚。

The Nothings of The North

The Nothings of The North

  • ar 『LOVE LU LE LO』
    エレクトロニカ的色彩が強かったこれまでの音に対して、その要素は残しながらもよりアコースティックな音を奏でる3rdアルバム。声も音もとても浮遊感に溢れていて穏やかだけど、なんだか緊張感がある。名盤だと思う。


LOVE LU LE LO

LOVE LU LE LO

  • Idiot Pop『S.T.』
    荒削りで派手なエレクトロサウンドを作るIdiot Pop。何で買ったのだったか、、、もう“勢い”だったとしか思い出せない。聴き込むアルバムにはならないけど、時折ガス抜きのように気楽に聴く一枚。あのglobe「DEPARTURES」のカバーなんかもあったりして、90年代を共有出来る友人達と聴いたりすると結構楽しめる。

Idiot Pop .

Idiot Pop .

  • いとうせいこう&TINNIE PUNX 『建設的』
    ジャパニーズHip-Hopの始祖的なメンバーによる云々とか言えば良いのかな。アルバムとしてはPUNKと言える曲も入っていたりバリエーションに富んだ一枚だけれど、とはいえやはりハイライトはHip-Hopの「東京ブロンクス」。やっと買った。で、今はいとうせいこう繋がりで口ロロクチロロ)買わなきゃなあと思っている。

建設的

建設的

  • 大橋トリオ 『I Got Rhythm?』
    大橋好規による1人ユニット、大橋トリオ。前作を5月に出したばかりなのに、メジャーデビューアルバムということでもう新作。内容は、ちょっと安定しすぎたかなという印象を受けた。前作まで漂っていた若干の焦燥感や儚さは影を潜めていて、どこまでも大らか。音の作りこみにこだわったからなのか。アルバム通しての抑揚がなくて、ちょっとつまんないなと思う。

I Got Rhythm?

I Got Rhythm?

  • SAKANA 『BLIND MOON』
    80年代から活動する二人組(pocopenと西脇一弘)のフォークユニット、SAKANAのもう何枚目か分からないアルバム。SAKANAは買おうと思いながらずっとスルーしていて、こないだ中古でこれを見かけたのでとりあえず購入。pocopenの癖のある声は好き嫌いが分かれるだろうけど、慣れればじわじわと侵食されていきそうな気がする。今のところタイトル曲がとても好きで、この曲はその声の癖もあまり感じられない。


BLIND MOON

BLIND MOON

加爾基 精液 栗ノ花

加爾基 精液 栗ノ花

  • shing02 『400』
    08年のHARAJUKU PERFORMANCE+で観て、それから『歪曲』と『緑黄色人種』は手に入れていたshing02だけれど、実は本当に欲しかったのはこの『400』。HP+での「400」があまりに格好良くて、ずっとそれが焼きついていた。ネット上の中古はちょっと高くて敬遠していたのを、レコ屋で普通に拾う。凄く安くて驚いた。「400」は名曲だし(ライヴの方が格好良かったけど。)その他の曲も妄想とはちょっと異なるSF的歌詞世界があったりして、意外と間口の広いアルバムだと思う。J Hip-Hopとか言って敬遠してる場合じゃない。


400

400

  • dumb type 『memorandum』
    dumb typeによる舞台「memorandum」のサウンドトラックCD。つまりは池田亮二と言うべきか。舞台観たいと思うあまり購入。神経質でアンビエントな機械音の世界。DVDも(の方が)欲しい。
  • TUJIKO NORIKO 『TRUST』
    フランス在住のTUJIKO NORIKO による既存曲のリミックスに新曲を加えたアルバム。僕がTUJIKO NORIKOのアルバムを買うのはこれで4枚目。これまでは一曲の良さというより各曲全体に漂う世界観を聴いていたという側面が強かったのだけど、このアルバムでは「忘れない光」という一曲が凄く良かった。この曲はもうかなり聴いている。

TRUST

TRUST

EXIT

EXIT

  • 図書館 『図書館の新世界』
    近藤研二やイトケンなどバックグラウンドの豊かな4人が集まった図書館によるアルバム。とある知人曰く「みんなのうたみたい」、またとある知人曰く「宮崎駿が好きそうな声」ていうのは、当たらずとも遠からずだと思う。そこが好き嫌いの分かれるとこなんだけど、ふとしたきっかけで“良い”という先入観から入った僕にとって、聴き込んでみてもその先入観が裏切られることはないアルバムだった。音作りがしっかりしてる現代のフォーク/ポップスて感じかと。

図書館の新世界

図書館の新世界

ヘヴンリィ・パンク:アダージョ

ヘヴンリィ・パンク:アダージョ

  • 七尾旅人×やけのはら 『Rollin’Rollin’』
    発売後即買ったんだったか、七尾旅人とやけのはらによるシングル盤。HMVの売り文句には「今夜はブギーバックを超えた!?」的なことが書かれてた記憶がある。そこんとこどうなのよってのはありつつ、名曲なのは確かだし、さらに4曲あるRemixがどれも格好良い。特にラストの「ドリアンの終わらないアーバンソウル」ver.が良い。アーバンソウルなんだよホントに。


Rollin’Rollin’

Rollin’Rollin’

  • PETROLZ 『amber』
    男性3人組バンド、ぺトロールズのタワレコ限定ワンコインCD、収録曲も2曲のみ。中古で買ってしまったのが申し訳なかったなあと。まだ無骨な音で、今後も追いかけるかどうかは微妙なとこだけど、ベースの唸りやギターの爪弾きは好み。ボーカルの声がより洗練されてったらなあと思う。ちょっとだけsour的な音でもあるかと。

amber

amber

  • LULLATONE 『Little Songs About Raindrops』
    以前PingMagでも紹介されていたLULLATONEのアルバム。ポロポロとこぼれ落ちる音の滴を拾い集めるように聴く一枚。外でというより、やっぱり部屋で聴くことが多いかな。

Little Songs About Raindrops

Little Songs About Raindrops

  • V.A. 『Perfect!-Tokyo Independent Music-』
    曽我部恵一率いるROSE RECORDSからのコンピレーション。まず1曲目の曽我部恵一藤原ヒロシによるfairground attraction「Perfect」のカバーが良くて驚いた。あまり期待してなかったので。他に環ROYcinnabon、やけのはらや七尾旅人等々、それこそジャンルにこだわらない色んな音が集められていて面白いし、とても良かった。飛ばしちゃう曲も中にはあるけどね。

Perfect!-Tokyo Independent Music-

Perfect!-Tokyo Independent Music-