洋楽

前回に続いて、今度はここ最近買った洋楽を。前回に比べると少ないけれど、一応アルファベット順で。

  • Ammoncontact 『One In An Infinity Of Ways』
    アブストラクトなHip-Hop/BreakBeatsを奏でるAmmoncontactの04年作2nd。音数は少なだけど有機的で、ちょっとフリージャズっぽい雰囲気も漂う。なんだかまだあまり聴きこめないでいる。

One in an Infinity of Ways

One in an Infinity of Ways

  • Chrisette MicheleEpiphany
    Chrisette Micheleの09年作2nd。Executive ProducerとしてNe-Yoが参加。ほとんどがスローテンポな曲という中で、各曲の音作りに変化を持たせていてかなり聴きこめる。声も良いし。長く聴き続ける予感はしてる。
    僕が一番聴いた曲と、そのNe-Yoバージョンを↓ Chrisetteの方が良いね。



Epiphany

Epiphany

  • Coconut Records 『Nighttiming』
    元々バンドをやっていた経験のあるコメディ俳優ジェイソン・シュワルツマンによるソロ・プロジェクト、ココナッツレコーズ。ここを読むとその血筋の凄さにも驚くけど、それはともかく音はというと、肩の力が抜けた良質のポップス。とても良い。また、アルバムを買ってから気付いたのだけどこれ、裏ジャケには13曲しかクレジットされていないのに、実際は全曲のデモ・テイク+αで計30曲近く収録されていて、凄く豪華。買って損はしない。僕が買ったのは輸入盤なので国内盤も同じかは分からないけど。


Nighttiming

Nighttiming

  • Global Communication 『76:14』
    Harmonic33などかなりの多名義で活躍するマーク・プリチャード(ともう一人)によるGlobal Communicationの94年作であり、アンビエント名盤。アルバムタイトルはアルバム通しての収録時間であり、各曲のタイトルもその曲の長さになっている。

76:14

76:14

  • Her Space Holiday 『The Past Presents the Future』
    マーク・ビアンキのソロ・ユニットHer Space Holidayの6枚目(らしい)。上記Coconut Records同様、アーティストはソロで活動するとリラックスした音を奏でるのか、こちらも肩の力の抜けたかなり聴きやすい音。軽めの音の打ち込みを多用しながら、チープになることなくバランスを保っている。音の連なりの中での粗密の扱いが上手くて、絶妙に余白を感じさせるのがとても良い。

Past Presents the Future

Past Presents the Future

  • Her Space Holiday 『The Young Machines』
    こちらはそのHer Space Holidayの、えっと、4枚目?ちょっと細かいところが分からない。上記同様とても良い。どちらかというと『The Past Presents the Future』の方が好きだけど。

Young Machines

Young Machines

  • Leela James 『Let's Do It Again』
    Leela Jamesの久々の2nd。3月に出ていたというのに全然気付かなかった。とはいえ前作に比べて、かなり先祖返りしたかのようにあまりにオーセンティックな音になっていて、僕にとってはちょっと疑問符が付く一枚。70'sは大好きだけれど、当然ながら70'sそのままの音は70'sにしか求めていない。前作がなければこれはこれで良いのだけど。

Let's Do It Again

Let's Do It Again

  • Ne-Yo 『Year of the Gentleman』
    あの「SOUL MUSICを聴こう」の実質的に最後のエントリになってしまった回にも取り上げられた「Nobody」収録の3rd。アルバム総じて良いけど、やはりマイケルへのオマージュが詰め込まれているこの曲が好きだなあと。


Year of the Gentleman

Year of the Gentleman

  • Pandatone 『Happy Together』
    music relatedレーベルのオーナーPandatoneによる2nd。静かで穏やかなエレクトロニカamazonになかったのでYouTubeから一曲貼っておきます。

  • Spank Rock 『YoYoYoYoYo』
    軽くて怪しい音で出来たSpank Roskの1stアルバム。とりあえずはHip-Hopなんだろうけどジャンル的にどう括れば良いかはちょっと分からない。凄くサラッと作っているようでいてこの存在感てのは、例えばMadlib的立ち位置かなとか思うけどどうなんだろ。

Yoyoyoyoyo

Yoyoyoyoyo

  • V.A. 『Lost & Found』
    Hip-Hopのクラブクラシックを集めた名コンピ的位置づけ。未だに中古でも値崩れしない。以前どこかのレコ屋で流されていたのを覚えていて買ったのだけど、実際に聴きこんでみると意外と早く“飽き”が来る。それが例えば音の薄さによるものなのか曲の構成の安易さによるものなのかとか、その辺を即座に判断できる耳を持ちたいと思うのだけどまだまだだなあと実感して、どう鍛えたものか悩み中。なんて言いつつも、同シリーズは安く見つけたら全部買うつもり。

LOST&FOUND

LOST&FOUND