リオンウェア@コットンクラブ

09年大晦日〜10年元旦、リオンウェアによるカウントダウンライブ@コットンクラブ。
ちょっと早めに東京駅に着いて、元旦に帰る実家への土産でも買おうと思ったのだけど何もなく、新丸ビル地下の成城石井では「花めくすず音」があったけれどお酒はもう買っていたのでやめて、結局は上階の蕎麦屋で年越しそばをゆっくり食べる。そうして向かったCOTTON CLUBはまだ2nd SHOWの客もちらほらと集まり始めたばかりで、エントランス前に並んで待つことに。客層は09年8月に観たときよりもっと年齢層が高めな印象。いい大人の夜遊びという妖しい雰囲気は、しかしコットンクラブのことリオンウェアのライブということであれば、それこそとても健全な在り様であると思えて微笑ましかった。だからこそそこに混じっている僕はちょっと身が竦む思いだったんだけど、しかしリオン、見たいじゃないか。
開場後、オーダーは控えめにリオンとメンバーの登場を待つ。8月にも来てたなあという人達を勝手にリストアップして一人頷きながら飲むハイネケン
開演はまずメンバーが登場して場を一通り盛り上げてから、リオン登場。今回は明るめのグレーのスーツだったか。フロントファスナーが開いていたらしく、えっと思ったのだけど、いくつかブログやmixiを回ってみたところ、それもリオンの演出だったとのこと。あまりにリオンらしい演出で、ホント年齢の割にやることが無邪気で口角が緩んでしまう。演った曲のセットリストはこちらのブログからどうぞ。今回も、マイケルやクインシー・ジョーンズミニー・リパートン、マックスウェルへの提供曲をしっかり演って、さらには当然マーヴィンの『I Want You』から「After The Dance」「I Want You」「I Wanna Be Where You Are」を。
カウントダウン直前に配られたシャンパンを手に、フロアも総立ちでNew Yearを祝い、間もなく終演。
TOKIAビルの閉館の関係上、余韻に浸る間もなく(当然のことながらサインなんてねだる間もなく)コットンクラブを後にする。密かにバッグに忍ばせていたリオンの82年作のアルバムに、8月に続きもう一つサインを・・・というのは叶わなかったけれど、とはいえ最高の年始を迎えることが出来たと思う。