CD

最近手に入れたCDたち。

  • Grow Up 『The Best Thing / Without Wings』
    1980年前後にイギリスで活動していたネオアコバンドの編集盤。79年と81年に出された2枚のアルバムに加えて、シングル曲や未発表曲も収録していて、2枚組計40曲と内容はかなり豊富。ただかなりマイナーなバンドでもあり、特に1枚目のアルバム期の音はその演奏もまだ稚拙で正直良いとは言いがたい。恐らくコアなネオアコファンは“B級ネオアコの○○”なんて形容詞で持ち上げるのだろうけど(ホーンも入ってるし)。2枚目のアルバムになってくると若干演奏もまとまってきて、聴けるものが多くなってくる。ただしやはり時代的にもNew Wave的雰囲気を醸す曲も多く、あまり期待すると拍子抜けするかなと(New Waveとして凄く格好良い曲もあったりするけどね)。レコードを見かけたことはないから、それがどんな扱われ方をしているのかが凄く気になる。

Best Thing / Without Wings

Best Thing / Without Wings

  • Maximum Joy 『Unlimited (1979-1983)』
    これも80年前後活動していたMaximum Joyの編集盤。Pop Groupから派生した一派として有名かと。Cold Funkなグルーヴと言えば良いか。ジャキジャキと鳴るカッティングギターにうねるベース、乱暴なホーンに神経質な金切り声が重なる、重く格好良いグルーヴ。同系統の音と言えるだろうLiquid Liquidよりももう一歩アヴァンギャルドに踏み込みながら曲としての完成度を保っている。

Unlimited 1979-1983

Unlimited 1979-1983

  • Dumb Type 『S/N』
    Dumb Typeの舞台サントラ。音響/ノイズとして聴くのか、コレクター精神で買ったのか自分でも分からないのだけど、アートワーク含めて良い。とはいえCDよりDVDが欲しいというか、まああれだ、やっぱり舞台が観たい。


S/N

S/N

  • 青葉市子 『剃刀乙女』
    SSW青葉市子の1st。レコーディング時(&多分まだ今も)19歳という青葉市子だけれど、およそ19歳とは思えない声と音を奏でる。あくまでもイメージで語ればアングラフォークとして70年代に出ていても違和感がないと思えるし、またまさに今この時に生まれた音としても凄く良いし、その若さへの驚きなど容易に差し置いて“良い”と言える一枚。名盤。


剃刀乙女

剃刀乙女

  • 相対性理論 + 渋谷慶一郎 『アワーミュージック』
    相対性理論渋谷慶一郎ATAK主催)によるミニアルバム。3曲を2バージョンずつ収録した計6曲。どれも落ち着いた展開の曲だけれど、特に後半のvo+pfのみによる各バージョンがとても良い。

アワー ミュージック

アワー ミュージック

  • V.A. 『SECOND ROYAL Vol.5』
    京都のインディーレーベルSecond Royal Recordsによるコンピ第5弾。と言っても僕が買うのはこの第5弾が初めて。視聴してみて気に入った曲がいくつかあったので購入。HALFBYHANDSOMEBOY TECHNIQUE等の国内アーティストだけでなく国外からもいくつか参加している。ここではその中でスウェーデンのElias and the wizzkidsを。この曲はイベント使用を主目的に買ってしまって、ちょっと動機不純。ちゃんと普段も聴くようにしよう。


SECOND ROYAL Vol.5

SECOND ROYAL Vol.5