今日買ったモノだけじゃなく、この数ヶ月、東京⇔大阪を超えてだーっと。振り返ってみたら邦楽ばかりすぎて驚いたから、とりあえずその邦楽だけメモ。

  • さかいゆう 『Yes!!』
    今日買った1枚。さかいゆうのメジャー1st Album。キリンジよりももっと良い意味で大衆的で、編曲もちょっとだけずるくて、王道て言えるJ-Pop。ルーツが洋楽にあるなかで、ここまで日本に(?)照準を合わせてきたのが凄い。そして何よりその声が良い。名作。
    ↓アルバムver.とはちょっと違うけど。


Yes!!

Yes!!

  • Spangle call Lilli line 『forest at the head of a river』
    今日買った1枚その2。SCLLのライヴ活動休止にあたっての3枚連続リリースの3枚目。スタジオ一発録りとか、他のアルバムよりちょっと太くてシンプルな音。

forest at the head of a river

forest at the head of a river

  • mic.b a.k.a 73Pike Set 『Star Bird』
    今日買った1枚その3。ASAYAKE PRODUCTIONの(←“元”なのかな。よくわからない。)mic.bによるソロ作。といっても豊富なfeaturing.のおかげでその音は結構幅広い。帯には「極上フリーソウル!!」と書かれていて、まあそれも分かるかなと。試聴していて買うのを迷ったんだけど、最後に収録されてる「i Know feat.フルサワヒロヤ」の70'sマナーな感じが良くて購入。YouTubeにはなかったからmyspaceで。

Star Bird

Star Bird

  • Spangle call Lilli line 『VIEW』
    SCLLのライヴ活動休止にあたっての3枚連続リリースの2枚目。だったっけ。買ったのは確か大阪に来た当初すごく音に飢えていた時で、とても良い具合に僕を潤してくれた1枚。荘厳すぎるってくらい作り込まれた1曲目は実はあまり聞いてなくて、意外にピッチの早い「cliche」が好き。

VIEW

VIEW

  • さかいゆう 『まなざし☆デイドリーム』
    上記のアルバムが待ちきれず、つい買ってしまったんだった。正直なところ、それほどこの曲が好きではなくて扱いに困った。某デベのCMでも使われた「ACROSS THE UNIVERSE」も良いのだけど、さかいゆうらしさを見出しづらい。

まなざし☆デイドリーム

まなざし☆デイドリーム

FAKE BOOK

FAKE BOOK

  • 浜田真理子 『Mariko Live~月の記憶~』
    浜田真理子の02年に行われたライヴ音源。開演のブザーから収録されている2枚組。とても静かで重いピアノの弾き語りで、聞き始めた当初、ようやく僕もこういうの聴けるようになったか、なんて思っていた。とはいえ聴く、というより作業の裏で流していたので、大分申し訳ない聴き方だったんだけど。しかしホントにこれが良くて、そのまま下記の2枚も購入。

Mariko Live~月の記憶~ 2002.11.9 at Bunkamura Theatre COCOON

Mariko Live~月の記憶~ 2002.11.9 at Bunkamura Theatre COCOON

  • 浜田真理子 『あなたへ』
    上記ライヴと同時期のアルバム。「純愛」「月の記憶」「聖歌」等々、良いと思える曲ばかりなのだけど、なかでもやっぱり最も重くて危うい「あしくび」が素晴らしい。


あなたへ

あなたへ

  • 浜田真理子 『MARIKO』
    98年の1st。02年に再プレスされるけれど、オリジナル(?)の方を心斎橋のブクオフで。当然のようこれも良いけれど、ここではアメリカンルーツを感じさせる「crow」が格好良いかな。一度は、ライヴ観てみたいなあ。

MARIKO

MARIKO

  • 金延幸子 『み空』
    女性S.S.W.、金延幸子による72年のアルバム。ギターのつま弾きと金延の細く柔らかい声で(ほとんど)構成されている。聴いてみなよって貸し与えられたアルバムで、僕は実は知らなかったから、そこでもし今の若いアーティストの作品だなんて言われても全然疑わなかっただろうな。

み空

み空

  • Predawn 『手のなかの鳥』
    いかにもモナレコーズらしい音で、分かる人はうんうん頷きそうだけど、それだけじゃない上手さがあって、それは多分邦楽とも洋楽ともつかない曲の雰囲気と、そして何よりその声(発声)の独自性。ただ、あんまり聴き続けないかもしれないとも今思っている。アルバム通して聴くと若干単調なとこがもったいない。

手のなかの鳥

手のなかの鳥

  • 東京事変 『スポーツ』
    ここまで並べてきたような音源とはその音が異なるけれど、椎名林檎はちゃんとその動きを見ておかなきゃと思っていて、珍しく発売日近くに買ったんだった。「閃光少女」はPVも含めて良い。

スポーツ

スポーツ

  • レイト 『さよなら昨日』
    さらに、というか上に並べたような音源とは全く異なる音。レイトの名前の由来は「トイレ」。いじめや孤独や絶望を歌うJ Hip-Hopだけれど、Hip-Hopとしてどうというよりその音自体の存在感が気になって買ったと思う。時折、聴きたくなる瞬間があるのが、客観的にね、面白く感じられる(興味深く感じられる)。
    で、レイトを含め最近の傾向として、"室内"がそれまでの"ストリート"の表現を介して世にアピールし、じゃあそれまでの"ストリート"はと言えば何の危険もない、もはやアンダーグラウンドなんて呼べないところへと行こうとしているように見えて、この移行はなにか捻れを表してるんだと感じる。

さよなら昨日

さよなら昨日