CONSTANT MUSIC 2

syodai keisuke


とっても良い。グッジョブ。 といっても意外性みたいのは自分にはほとんどなくて、そのうちこんな感じで来るだろうことはプレミアムカッツ(オルガンバーのサイト内コーナー)で『ネモ』が紹介される前から分かってたさッ。みたいな気分。そもそもMiceteethはスカバンドというより上質なJ-POPだと自分は思ってて*1、他人にどんな音よ?と尋ねられる度に答えあぐねていたのです(こう書くとなんだか後出し勝ち逃げ的な言い訳みたいだけど。)。そして、前作『Rainbow Town』までのメンバーのホーン隊4人が抜けた影響はもちろん音にも現れていて、それがシングル曲『 シュガープールでつかまえて』のCARIBな雰囲気にも繋がっている。そして、時にはやはりSKAのリズムを奏でつつもしかしそこに乗るのはPAVANEだったりする。このPAVANE(曲名もPAVANE)はモーリス・ラヴェルて人のカバー曲なのだけれど、Miceteethが自らのCD/LP/EPにカバー曲を入れるのは初めてではないか*2。…。
と、音楽性の拡がりとかを無理に語ることも出来るのだけど、冒頭で「意外性なし」とか言っておきながらのその態度ってどうなのよ、と思うのでやめとこう*3。ただ実は、ラスト3曲のインプロヴィゼーションな雰囲気や泥臭さ満開なブルースっぽさなんかにはちょっと意外性を感じてたりもするけど。
とにかく、新宿タワレコやら渋谷クアトロで生音聴いて楽しむ予定。ちなみに写真は何も関係なくて、今日の夕餉。うまいけど、濃い。


CONSTANT MUSIC 2

CONSTANT MUSIC 2

*1:じゃあJ-POPてなにさ?ってことになる。もちろん自分にとってのその定義はあるけれども、それはまたいつか。

*2:幾つかのコンピ参加曲には存在するけれどもね。ちなみにこのPAVANE、実は7月発売のシングルにも入ってます。あしからず。

*3:でも、願望として今後、「JAZZっぽい音をやる人たち」にはなって欲しくない、というかそう変わってしまいそうな志向を以前から感じてるのでそんな分かりやすい変化だけはやめて欲しいなあと、拡がる先を見通しながら(目を細めつつ)。