CONSTANT MUSIC 2
とっても良い。グッジョブ。 といっても意外性みたいのは自分にはほとんどなくて、そのうちこんな感じで来るだろうことはプレミアムカッツ(オルガンバーのサイト内コーナー)で『ネモ』が紹介される前から分かってたさッ。みたいな気分。そもそもMiceteethはスカバンドというより上質なJ-POPだと自分は思ってて*1、他人にどんな音よ?と尋ねられる度に答えあぐねていたのです(こう書くとなんだか後出し勝ち逃げ的な言い訳みたいだけど。)。そして、前作『Rainbow Town』までのメンバーのホーン隊4人が抜けた影響はもちろん音にも現れていて、それがシングル曲『 シュガープールでつかまえて』のCARIBな雰囲気にも繋がっている。そして、時にはやはりSKAのリズムを奏でつつもしかしそこに乗るのはPAVANEだったりする。このPAVANE(曲名もPAVANE)はモーリス・ラヴェルて人のカバー曲なのだけれど、Miceteethが自らのCD/LP/EPにカバー曲を入れるのは初めてではないか*2。…。
と、音楽性の拡がりとかを無理に語ることも出来るのだけど、冒頭で「意外性なし」とか言っておきながらのその態度ってどうなのよ、と思うのでやめとこう*3。ただ実は、ラスト3曲のインプロヴィゼーションな雰囲気や泥臭さ満開なブルースっぽさなんかにはちょっと意外性を感じてたりもするけど。
とにかく、新宿タワレコやら渋谷クアトロで生音聴いて楽しむ予定。ちなみに写真は何も関係なくて、今日の夕餉。うまいけど、濃い。
- アーティスト: THE MICETEETH
- 出版社/メーカー: サブスタンス
- 発売日: 2006/08/23
- メディア: CD
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