Danbert Nobacon - Why are we still in Ireland?
ポール・ウェラーにとってのSMALL FACES「I CAN'T MAKE IT」のコンパクト盤*1のように、“死んでも売らない”と言わしめる盤が僕にもあるとすればそのうちの1枚がこれ。CHUMBAWAMBAのボーカル、Danbert Nobaconによる89年のシングル。ま、死んでも売らないとか言いながらこれ売ってもリアルに10円とかだろうし、店で見かけても300円とかだとは思うけど、もはやそこは思い入れ。北アイルランドとイングランドの60年代〜90年代の紛争について僕は限りなく無知だが、しかしそれらについて歌うこの歌の真摯さは否応なく伝わってしまう。A、B面ともにとても簡素で美しく重い。
Danbert Nobacon - Why are we still in Ireland?
しかしアップロードされてかたもう1年経つこの動画が未だ90view程度ってのは悲しい。
*1:7吋だけど45回転ではなく33回転で曲数の多い盤