くらやみるくほーる

フランケンズを観た後、そのまま根津まで歩いて結構人ミルクホールへ。チーズケーキを食べながら仕事と読書を行ったり来たり。久々食べるここのチーズケーキはやっぱり凄く濃くてとても美味い。
進まない仕事をよそにエリザベス・ムーン『くらやみの速さはどれくらい』を読み進める。自閉症の主人公視点で、現象を淡々と記述するように進む物語が、その設定ゆえに例えばイーガンの描く感情を排除したような物語よりも自然に“人間”に肉薄するようでいて面白い。物語終盤のとある数ページが(予想されたとはいえ)ショッキングで、良かった。
まあとはいえ、イーガンの方が共感を凌駕する興味喚起力を備えてるから、結局僕は好きなんだけど。
マライエ・フォーゲルサング(Marije Vogelzang)の『EAT LOVE』が、先週までに届く予定だったけれどAmazonからまだ入荷できてませんメールが来ていて、もう発売はしてるはずだしどういうことだろうとProefのサイト見てみたところ、今発売してるのはオランダの中でだけで、その他ヨーロッパには3月頃、世界各地には4月以降届くとのこと。Proefはいつの間にかblogも無くなっちゃって悲しいし、待ちくたびれた早く来い。

Eat Love

Eat Love