『DESIGN=SOCIAL』

柳本浩市『DESIGN=SOCIAL』。ずっと買わなきゃと思ってたのをようやく。そのタイトルにもあるように、デザインがデザインのためにあるのではなく社会との関わりの中で戦略的に用いるべきものだというのは前提として、今/これから、デザインを何のために用いるか、(負の側面への免罪符としてではなく)何の担保として用いるか、そんなことを考えるための基盤として重要な本だと思う。00年代の最初の10年が終わろうとしている今、改めて新世紀を想うために。と、何も考えられていなかった僕自身へ向けて。

DESIGN=SOCIAL―デザインと社会とのつながり (DTPWORLD ARCHIVES)

DESIGN=SOCIAL―デザインと社会とのつながり (DTPWORLD ARCHIVES)