新たなイヤホンを買いに梅田へ。2年半使っていたAKG-K324Pは、断線の兆しだろうノイズが日々大きくなってきていて、そろそろかなと。
梅田のヨドバシはある程度ハイエンドと言えるイヤホンの試聴サービスが全然整っていなくて、ガラスケースに陳列されたそれを一つ一つ店員に頼んでは聴かせてもらう仕組みには退いたのだけれど、そもそも今回僕はUltimate Earsで選ぶつもりだったからとりあえずそれだけ聴かせてもらう。もし1から選ぼうなんて人は、あそこで見つけるのは厳しいだろうな。Ultimate Earsにした理由は、まだ東京にいた頃に次の目処をつけておこうといろいろ試した中で、AKG-K324Pのワンランク上なポジションと言えそうな音のバランスと、よりモニター指向な再現性を感じていたから。例えば低音の響く音も好きではあるんだけど、それよりも今は音自体をちゃんと聴きたくて、そういう意味でのバランスと再現性を重視したらそこに落ち着いたって言う所か。だから試聴に利用していたのはライヴ音源がメインで、中でもよりアコースティックで音数の少ない音源を特に使ってみた。
で、まあ僕の予算も合わせた中で最も音の発見があり、かつ偏りのない音だと思えたのがUltimate EarsのSF5(SUPER.Fi 5)。
そうしてイヤホンを変えて気づく新たな音への発見を楽しんでいると、ついついずっと好きだったけど最近聴かなかった音を聴いてしまう。でもそうすると、もう懐かしさが打ち勝ってただ浸るだけになっちゃうんだけど。

Ultimate Ears SUPER.Fi 5 SF5

Ultimate Ears SUPER.Fi 5 SF5

ともあれ今思うのは、もういっそのこと最上級機種にすれば良かったかなってこと。いままで僕はちょっとずつランクを上げるってのを繰り返しているから、そろそろそれももどかしい。かなりの出費になるとはいえ、それでこそ楽しめる音への欲求は、新調してしまった今だからこそしばらく治まりそうにないよ。