いくつか届くCDたち。舞台観たい欲求がまた沸き上がってきてるけどそれを抑えるようにして音でごまかす。

  • HaKU 『BREATH IN THE BEAT』
    こないだタワレコ限定シングル『解放源』を買ったHaKUの09年作2ndミニアルバム。高音で繊細なボーカルと輻輳するギターに、その舵を取るように存在感のあるベースの低音が重なる音。『解放源』で感じられる必死てくらいな音の凝縮感はまだなくて、(とはいえ、若干、てくらいだけど)比較的自由で、ゆったりしている。いかにも“今”の音ではあってそこに他には無いオリジナリティを見出すのは悩ましかったりしつつも、その声も音も、ちゃんと自覚してやってるってのが感じられてそこが良いのかな。


BREATH IN THE BEAT

BREATH IN THE BEAT

  • Daniel Kwon 『Daniel Kwon』
    コリアンアメリカンのSSW、ダニエルクウォンの10年作2nd。プロデュースはLAMPの染谷大陽。60年代のSSW的声と音だけれど、しかし染谷の拘りの表れなのか当然それほど単純でもなくて、各所に仕込まれた密かな、時に大胆な転調はとても効果的。曲としての収まりを上手く外して、アルバム全体がやけに開放的な印象を持つ。て、凄く抽象的だけれど。


DANIEL KWON

DANIEL KWON

  • AKITO 『HEY MISTER GIRL!』
    GREAT3の片寄明人による00年ソロ作。ソフロ・マニアらしい全7曲。なんだけど、僕はやっぱりその声がちょっと苦手。。。さらにはchocolatの声もそれほど好きではなかったりするけど、その二人によるデュエットである「VERANDA」はジョンマッケンタイアのアレンジによるダブ/音響的なくぐもった音がとても良くて、それだけのために購入。YouTubeにある二人のライヴ音源は、肩の力が入りすぎていてちょっと苦手。

HEY MISTER GIRL!

HEY MISTER GIRL!