LOOK A La Mode×BEER

馬見原橋

昨日までに書き忘れていたことたちがその都度ふつふつと沸きあがっては沈みを幾度となく繰り返すうちに断片がまた断片を呼ぶようにして僕の記憶の内に確固とした存在感を発す程卑しく住み着いてしまったので、しょうがないちょっとだけとそれらの上澄みを記してみる。といっても大したことじゃなくて、就活中に質問を質問で返すようにして「ブランディング」に興味があります、そのコツみたいのがあったら教えてください、と言ってたなぁ自分、てこと。昨日の公開講義聴いて強く思い出してしまった。だから何ってことでは全然なくて、ただそれをどこかに記しとく必要を何故か感じていたので。(ちなみに上の質問は、どこも「クライアントごとに…」みたいな返事だった。そんなのは分かってるから、会社としてじゃなくてそれを担当した個人としての方法論を聞きたかったのだけどそこまで深い話をする関係には面接では持ち込めなかったし、持ち込むことも当時は思いつかなかった。)

ふぅ、それはさておき、青木淳の作品集、COMPLETE WORKS〈2〉が出たみたい。一昨年、「COMPLETE WORKS〈1〉だって。〈2〉はいつ出るんだよなぁ。つか出るのか??」とか言ってたのだけど、もう出たってのに驚いた。青森県立美術館のみ扱ってるぽい。実物見てないのでなんとも言えないけど、大型本ていうし気になる、というか 椹木野衣が寄稿してるってのがもう凄く気になる。ちなみにCOMPLETE WORKS〈1〉は持っていて(サインもらった@青山ブックセンター)、そこで初めて知った馬見原橋(写真)の(本にある写真で見る限りの)良さに感激して僕の中での青木淳のランクが随分上がったのを思い出す。馬見原橋でのあの単純なベクトルの操作のようなテクニックは果たして青森県立美術館では生かされているのか、まだ行っていないから分からないけど、とにかく早く訪れてみたい*1

青木淳 JUN AOKI COMPLETE WORKS〈2〉青森県立美術館

青木淳 JUN AOKI COMPLETE WORKS〈2〉青森県立美術館

青木淳 JUN AOKI COMPLETE WORKS|1| 1991-2004

青木淳 JUN AOKI COMPLETE WORKS|1| 1991-2004

*1:とはいえ、コンペ時から期待していた人の間では評判が悪そうな噂を聞いていてちょっと残念。でも、直に見てみないと。