永遠なる瞳の群

土曜日。自動証明写真機で椅子クルクルグルグルと回して下げて写真撮ったりしてその後フラフラ。池袋でちょっと欲しいレコードに遭遇するもなんとなく買わず。junkudoでちょっと欲しい本がいっぱいあるので買わず。結局古書ほうろうまで電車+徒歩で向かい、いろいろ買う。

ますむらひろし『永遠なる瞳の群』がほんと素晴らしい。


日曜日。朝から起きて東陽町で免許再発行&更新。家でハサミで切ったらフリーハンドで描いた(非)直線のように縁取られてしまった証明写真を何かの用紙に貼ってきた。講習で流される安全運転促進ビデオを意外にも興味深く見てしまい、自分のペーパーっぷりを思い知る。
メトロで一駅、木場から歩いて現代美術館へ。Marlene Dumas展。フランシス・ベーコン的肉感をさらっと見せる表現、若しくはシンプルな連作の総体として人の“顔”・“体”を重く立体的に喚起する表現に嘆息する。←安直な言葉で申し訳ないけど。初期(中期、かな?)の奈良美智のような複層感も伴い、とにかくとても良い。ただ展示としてはギャラリー小柳でのそれの方が好きだな。
その後常設展示へ。10ヶ月ぶりに観る岡本太郎明日の神話』。設けられた段差の上、真正面から向かい合うそれは汐留での記憶とはまた印象が違っていた。白骨を視界の中心に据える画角があの画の全てだと気付く。