2010-01-01から1年間の記事一覧

レゾナンス

art

先々週くらいだったか、『RESONANCE/共鳴』展@サントリーミュージアム天保山。大阪に来てからようやく行けたアート展。様々な作家の作品を集めたオムニバス形式の展覧会。 アートと鑑賞者のあくまでも個人的なレゾナンス(共鳴)を喚起し、展覧会全体を通し…

これまで。

これくらいで、とりあえずは異動に伴う“つらつら”の吐露は終わりかな、多分。次からはまた音楽とか、アートとか、街とか、淡々と書く書く。

とはいえ

でもやっぱり東京にいたかったと思うことは多くて、例えば、大好きな店になかなか行けなくなってしまうことは凄く残念。それを考えて、3月半ばに続いて4月8日にも渋谷の鳥重に行ったけど、その後はやはりまだ次の予約はできていない。3月に伺ったとき、…

巡り合わせの意味

タイミング。の意味は結構、真実だと思っている。というか、真実だと思うと“面白い”。 新しい環境に意味を見出すのは簡単だしその方向もまたいくらでもあって、そのどれかを選ぶというよりも可能世界の広がりを感じられるその全てが面白い。(ま、ホントに広…

契機

ともあれ新しい環境は結構良くて、引越から未だ続いている気分=ポジティブに感じられる“浮ついた気分”が心地良い。この契機に!なんて気分のまま動いているとお金は出て行くばかりなのだけど、それもしばらくは良いかなと思える。まあこんな感じでまたちょ…

今僕は大阪にいる。4月半ばから社内の異動で職場が変わって、東京から大阪に引越。ちょっとだけ部屋は広く、新しくなって、まだ段ボールは片付かないまま。大阪市の中心部と言えるエリアのちょっと西あたりに住んでいて、靭公園という気持ちの良い公園に近…

気分

さて、ずいぶん間が空いてしまった。その一番の要因はと言えば、“異動”ということになる。そしてそれに付随するバタバタや、また別の何事かが重なって今に至ったというわけで。 とりあえず、置き忘れていたココを僕の新しい日々にちゃんと加えようていう気分…

あまりに急な転換点。予期しなかったのは甘かったけど、やっぱりその“急さ”には憤怒する。かつ涙目。リアルに。どうしよう。嗚呼。

朝、雨が降り出して、夕方には徐々にみぞれへと変わりそしてそれが一気に雪へと結晶していった日。タイミングの巡り合わせで、その移ろいの全てを透明なビニ傘の下で見守っていた。7日日曜日に横浜美術館で見たチェルフィッチュの『わたしたちは無傷な別人で…

CD周辺でお茶を濁してみたものの、なんだかグルメブログみたいだこのエントリ。

CD

最近手に入れたCDたち。 Grow Up 『The Best Thing / Without Wings』1980年前後にイギリスで活動していたネオアコバンドの編集盤。79年と81年に出された2枚のアルバムに加えて、シングル曲や未発表曲も収録していて、2枚組計40曲と内容はかなり豊富。ただか…

PoPoyans

で、スパイラル地下のCAYでPoPoyansライブ。19時開演のライブで18時40分頃行ったのだけど、フロアは既に立ち見で埋まりかけていてその客の多さにびっくりする。とても良いことなのだけどね。辛うじて席を見つけてコロナを一缶。ライムは付いていなかった。二…

鳥重/釜竹

20日土曜日、朝帰り後のざっくりした眠りを経て会社。慌ただしく打ち合わせを終えて一ヶ月ぶりの鳥重@渋谷のんべい横丁。21:30の会だったけれど、直前の客がどうやら初めてかつあまりわきまえない振舞いをしていたらしく、鳥重のお母さんはちょっとピリピリ…

AMKK-cramped punk gallery

AMKK(東信花樹研究所)内の一角で今年の1月末から「cramped punk gallery」なる小ギャラリーがオープンしている。まだ行けていなくというのに、既にもうvol.4が始まっているっていう展開の速さに驚く。出来れば全部観たいなんてのはもう到底無理だなあ。早…

OM-2『作品No.7』

13日土曜日、OM-2『作品No.7』@日暮里サニーホール。OM-2を観るのは4度目。見ること、読むこと、理解することを退け、どこまでも死に迫っていくその直前で踏みとどまり、“生”と“死”の狭間の極限で矛盾を抱えながらも存在の自由へと至ろうとするOM-2だけれど…

社会はどこまで行っても一方通行で、最近の変化はと言えば単にそれが放置されず拾い上げる仕組みが整備され続けているだけ。やがてそれが整備しつくされて一見すれば双方向であるかのように見えるインフラが出来上がったとしても、その時点で新たに注目され…

土岐麻子

『WEEKEND SHUFFLE』は、そのタイトルをポジティブに受け取ればそれこそバックグラウンドに流す音として軽く聴ける。近所のブクオフで安かったから買ってみた一枚。ただどうにも浅く聴こえてしまうのはその声音ゆえか、純粋に音に対峙しようとするとどうにも…

オノナツメ

しまったなあ買ってしまった。連載モノはキリがなくてちょっと・・・ていうのは「さらい屋五葉」を買っているからなんだけど、まあオノナツメは好きだしね。シーズン2があるのか、モーニング・ツー読んでないから分からないけれど、続くのならばちゃんと買うつ…

観たいメモ

OM-2チケット取った。楽しみ。 遊園地再生事業団ラボ リーディング公園001 『バルコニーの情景』2月13日@ドイツ文化センター・イベントホール。遊園地再生事業団の新たな試みである“ラボ”。ま、行けないけどさ。 BATIK トライアル vol.82月25〜26日@森下ス…

作業に明け暮れる中でいろいろ疲弊。投げやりな気分をいっそ解き放ってしまえる風穴がどこかにないものかなんて思いながら、久々にコンポに挿入したCDから音楽を聴いていた。僅か3枚程をずっとローテで回していたものだから、もし今僕がこれらを聴くのをきっ…

US Cellular - "Fish"

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以前このブログでも紹介した街中に影絵のウサギを走らせる愛らしいCMを実施していたUS Cellularによる、これもまた観る者の心を掴むCM。空中を泳ぐ魚やくらげ、ビルの窓から生えるタコの足など、子供だけでなく大人もたまらない世界を作っている。日本では全…

康本雅子

06年にWOWOWの番組「HAPPY DANCE〜今、日本のダンスがカワイイ!」のために撮り下ろされた康本雅子による『茶番ですよ:前田邸70周年記念バージョン』。曲は椎名林檎の「ポルターガイスト」。生で康本雅子の踊りを観るのとはまた異なる要素を感じさせる、凄…

Ginger does'em all

インディーで活動するソロ・アーティストGinger does'em allによる6曲入りアルバム『Scissor Girl』。クリエイティブ・コモンズ下で運営されるレーベルMaltine Recordsからのリリース。一応6枚目てことになるのかな。Ginger does'em all作品では僕は1stと2ndを…

funny stair

Ultimate staircase features built-in slide 世界の素敵な階段ばかりを集めるサイト『Stair Porn』というのがあって、これは世の階段好き(←いるのか・・・?)にはたまらないサイトなんだけど、上記リンクはそこで見つけた凄く微笑ましい階段。無垢な遊び心の…

『イコノソフィア』

中沢新一『イコノソフィア』読了。イコンの崩壊した時代(イコノクラストの時代)の中で、過去のイコンが持ちえた意味空間と現代におけるその復権(の可能性)を読み、語り解く架空の講義。単にイコン(聖画)についてのみ語られるのではなく、例えば“書(=…

小沢健二「ひふみよ」ツアー先行予約 2月5日から先行予約。どうなるか。

今日は遅めの昼に久々にランチの時間が取れて外出たら丁度降りだした雨に見舞われる。行くつもりだったちょっと遠めの中華は止めて近くのイタリアンに。そこはとても美味しいからまあ良しとして、パスタをシェアしながら今出ている社内の課題について色々相…

YesYesNo/真鍋大度

mv

ロンドン/ニューヨーク/アムステルダムにオフィスを持つインタラクティブクリエイティブチーム、YesYesNoによるアウトドアインスタレーション『Night Lights』。とにかく観客が楽しそうで凄く良い。日本での事例で言うならばビッグシャドウに近いけれど、…

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本というメディア繋がりで、ニュージーランドブックカウンシル(出版協会?)のCM。ただストーリーがあるというだけでなく、さらにそこにモノならではの価値があると伝えるためにページを切り抜いて展開する物語。分かりやすくて秀逸な表現。でも、じゃあそ…

久しぶりに山頭火の自由律をタイトルに日記。自然との関わりの中にその身を投げ出した独りゆえの哀愁を謳うことの多い山頭火の句のなかにも、こんな風にただ寂しいだけでなくその向こうに他人の体温を感じさせるような句もあったりして微笑ましい。僕も同じ…